床がカーペット張りのオフィスで
「お手入れが難しい」「シミ・黒ずみが落ちない」など、
さまざまなお困りごとを耳にします。
専門の清掃業者に定期的な清掃を依頼している企業は少なく、
社員自らお掃除をしているケースがほとんどですよね。
自分たちで行う掃除でも、きれいなオフィスを維持するためのポイントをお伝えします。
お客様から、よくこんなお悩み・ご相談をいただきます。
掃除のやり方がわからない、掃除に時間がかかる、という方が多く見られます。
カーペットは思った以上に汚れています。
カーペットは他の床材に比べ
「汚れが目立ちにくい」という特徴があります。
「繊維が密集してできているため、
その隙間に土や砂等の汚れが入り込む」
「繊維がフィルターに似た働きをし、
空気中の塵やホコリを吸着する」
といった理由から汚れがつきやすいのですが、
毛足がその汚れを隠しています。
カーペットは、思った以上に汚れが蓄積されているのです。
【カーペットのお掃除で一番重要なのは掃除機がけ】
日常のカーペットのお掃除で大切なことは、
何と言っても「掃除機がけ」です。
カーペットの汚れのほとんどは、
ホコリや土や砂などの乾いたものです。
たまり始めの乾燥した汚れは掃除機で簡単に除去できるため、
普段から定期的に掃除機がけを行うことがとても重要!
時間の経過とともに椅子のキャスターや人の足で
踏みつぶされ、落ちにくくなっていくのです。
また、雨の日の湿った汚れや、
靴に付着したアスファルトの油分を含む汚れなども
徐々に固着していきます。
カーペットの汚れは、繊維の奥に浸透してしまうと
掃除機がけでは取れなくなってしまいますので、
やはり普段から定期的な清掃を心がけてください。
【掃除機がけのポイントは狙い撃ち】
掃除機がけのポイントはズバリ、
「汚れやすいところを狙い撃ち」することです。
毎回オフィス全体にかける必要はありません。
オフィス内で汚れやすいのは、おもに下記の4ヶ所です。
①玄関 ②出入り口扉付近 ③メイン通路 ④コピー機の前
カーペットの汚れの源は、人の靴底によって運ばれてきます。
人の往来の多いところ、人が立ち止まるところを
重点的に掃除機がけしてください。
【掃除機がけは「やさしく」「ゆっくり」が重要】
掃除機がけは、
吸い口が床に吸い付いている感触を感じる程度に
「やさしく」「ゆっくり」行うことが重要。
繊維に絡まった汚れを取ろうとして力を入れると、
逆に汚れを押さえつけ、取り残してしまいます。
また、吸引力が強い掃除機であっても、
素早くかけると汚れを吸い上げきれません。
カーペット専用の掃除機でなくても、
上記のポイントを心がけることで
オフィスはきれいになります。
【シミは放置せず、すぐに対応しましょう】
時間が経てば経つほど、シミは落ちにくくなります。
「コーヒーをこぼしてしまった!」なんて時は、すぐに対処!
キッチンペーパーでこぼした水分を吸い取り、
その後ぞうきんで水拭きをすると効果的です。
数日経ったあとにシミを発見してしまった場合は、
ウェットティッシュでシミを揉んであげると
落ちる場合があります。
シミ抜きをする時は、
「どうやってシミを吸い上げるか」がポイント。
カーペットに付いたシミを、
ウェットティッシュや濡らしたぞうきんに移すイメージで
作業をしてみてください。
水をかけても、単にシミを広げてしまうだけです。
【シミ抜きに漂白剤はNG】
カーペットのシミに、
塩素系漂白剤は決して使わないでください。
カーペットそのものの色や柄を漂白してしまいます。
漂白剤によって、まだらに色が抜けてしまったカーペットを
お客様のオフィスでよく見かけます。
自分でシミ抜きをする場合は洗剤を使用せず、
水やぬるま湯で試してみてください。
正しい掃除機がけのやり方・シミの応急処置を知っていれば、
オフィスのカーペットは
きれいな状態を維持することが可能です。
それでも汚れが目立ってきた時は、
プロにお任せするサイン!
ぜひ、横浜カーペットクリーニングセンターに
ご相談ください。
ご相談・お見積りはもちろん無料!
お客さまのもとへ直接お伺いし、
点検・状況のご説明・ご要望のヒアリングを行い、
それを踏まえたご提案・お見積りをご提示します。
定期的にプロにクリーニングしてもらい、
きれいな状態を維持したいという方もご相談ください。